【ムサビ通信きろく】:入学・編入してから授業開始まで〜履修登録〜
こんにちは。おみそ(@omiso2com)です。
武蔵野美術大学通信課程、通称「ムサビ通信」の記録、第2記事目!
先日(2018年11月29日)は、世界的ミュージシャンのカニエ・ウェストが多摩美術大学に来たというニュースがありましたね。美術やアートが好きな男性は魅力的だなあと思います。とくべつ詳しくなくても、豊かな感性を持って一緒に楽しんでくれるのは素敵ですよね。
さて、前回の記事 では、ムサビ通信が本当に美術未経験者でも入学できるのか?について書きました。
今回は、ムサビ通信に入学・編入してから授業開始までの流れをご紹介していきます。
1.「学生ハンドブック」の見るポイント
1-1.進級に必要な単位数や履修の上限
まずはじめに見たいのは、進級や卒業に必要な単位数や履修の上限。
たった1単位足りずに進級や卒業ができなかったり、履修上限を考慮せずに好きな授業を選びすぎて最初から登録し直し…ということにならないようにするためです。
1-1-1.1年次入学の場合
1年次入学の場合、見る数字はシンプル。学生ハンドブックの「教育課程」に載っている、進学所要単位を確認しましょう。
2018年度では、2年次から3年次に進学するためには造形文化科目20単位以上、造形総合科目20単位以上、合わせて60単位が必要。
これを1年次と2年次で修得することになります。
位置j年度中の履修登録単位数の上限は40単位なので、1年次に最低でも22単位を修得する必要があります。
1-1-2.編入の場合
編入の場合にみたいのは、「教育課程」のなかの「他大学で修得した単位の認定」のページです。
編入学製の単位認定は、2年編入学生は30単位(「造形文化科目」20単位・「造形総合科目」10単位)、3年次編入学生は62単位(「造形文化科目」42単位 、「造形総合科目」20単位とします。
さらに、原則として、国内の美術系大学・短期大学で修得した単位は「造形総合科目」として、それ以外の国内の大学・短期大学で修得した単位は「造形文化科目」として認定するそうです。
したがって編入の場合は、進級のために1年間で修得するべき単位がぐっと少なくなります。
1-1-3.秋入学の場合
秋入学の場合単位ってどうなるの!?と思う方は多いのではないでしょうか。
今登録したものは半期中に単位を取らなければいけないのか、はたまた来年も同じ授業を受けるのか…
私も秋入学だったので、履修登録の相談期間に実際に吉祥寺のキャンパスへ出向いてあれこれ質問攻めしました。
結論、秋入学の場合は初めに登録した授業は1.5年間受けられます。なんだかラッキーですよね。
ただし、来年のスクーリングの日程がわからないところが難点です。したがってスクーリングの授業に関しては、日程がないせいで進級や卒業に影響してしまった…なんてことがないように、春入学の人よりも慎重に選ばなくてはいけないですね。
2.履修登録
必要な単位や上限を確認したら、さっそく履修登録です!
2-1.シラバスを確認
まずはシラバスをぱらぱらと確認してみましょう。
学習の手引きでちらちら出てきた必修の授業や、資格取得に必要な授業も含めて見るのもよいですが、単純にどんな授業があるのかざっと見てみるだけでもおもしろいと思います。
美術大学、そして通信過程は特に、心から美術を学びたくて進学を決めた人が多いはず。きっとシラバスの内容を見ているとワクワクしてくるのではないでしょうか?
授業へのモチベーションがわきます。
私はまず初見でパラパラ見て、自分が面白そうと思った授業のページに付箋を貼るところからはじめました。
2-2.スクーリング日程確認
意外と見落としがちなのが、スクーリングの日程。
「あとで確認すればいいや」と言ってそのまま履修登録してしまい、あとで見てみたら仕事や大切な予定と日付が重なっていた…なんてことがあったらもったいないですよね。
また授業によっては事前課題が重かったりもするらしいので、前後の予定も分かる範囲で見ておくとベターです。
2-3.目的に合った授業はどれか?
シラバスをめくっていくと、あれもこれも気になってしまうのが履修登録期間です。自分が取らなくてはいけない授業ってそもそもなんだっけ?というのを確認しておきましょう。
2-3-1.教員免許取得や学芸員の科目
教員免許や学芸員の資格取得を目標としている人はきちんとチェックしましょう。
学芸員のための授業は3年次からが目安ですが、1・2年次でも受けられる授業はあるので、早めに単位をとっておくと安心ですね。
また、ほとんどの教科が試験ありの授業なので、試験などもずらして勉強すると楽でしょう。
2-3-2.学科・コースに進級するために必要な科目
2年次から3年次にあがるためには、学科とコースを選択する必要があり、それぞれの必須科目の単位を取得している必要があります。
2-4.Webまたは郵送で履修登録
科目登録は、オンラインまたは郵送でできます。オンラインの方が慣れていてずっと楽だと感じているので私はWebでやってしまいますが、手書きのほうがわかりやすい、ネットが自由に使えない、という方は郵送にしましょう。
2-5.履修を間違えて確定させてしまったらどうなる?
必要な授業を登録していないのに、間違えて確定を押してしまった!そんなときはどうすればいいのでしょうか?
実は私、はじめての履修登録が実際にこれをやってしまいました。以前通っていた大学では、履修登録が一時保留できたので、その名残でついついきちんと表示を読まず、確定を押してしまったのですね。本当に迷惑なやつです。
このままでは取りたかった授業が1年間受けられない!焦りました。
<おみそ(筆者)の場合>
武蔵野美術大学通信課程の事務センターにすぐに連絡をしました。
気になる結果は…新入生で仕組みがよくわからなかったということで特別に修正を許可してもらえました!優しい。ありがとございました。
1時間ほど待って、再度履修登録ができるようになりました。
ただし、通常はこのような処置は取らないそうです。私は本当にラッキーでした。。
ということで、まずは履修登録を間違えない!
もし間違えてしまったら、ダメ元で事務センターに連絡して奇跡を願いましょう。あくまでダメ元なので、間違えないことが大切です。(説得力に欠けますが、、)
3.各種振込
忘れていけないのは振込です。期限と金額をしっかり把握しておきましょう。
3-1.メディア授業振込
メディア授業も振込が必要な科目があります。例えば、取る人が多い「カメラリテラシー」の授業も振込が確認後に視聴可能となります。早めに振り込んでしまいましょう。
3-2.スクーリング授業振込
スクーリング授業に関しても同様に、振込が必要です。金額は授業によって違うのでそれぞれ確認しましょう。また、ここで注意するべきなのは振込期限です。スクーリングの申請をしたあとに、「申請中」になっているのに安心してうっかり振込をし忘れた…なんてことにならないように、しっかりと確認しましょう。
3-3.振込締切日当日に入金はどうなる?
振込期限当日に振込をすればいいや!と思って、当日夕方に銀行に振込しにいったら、入金日が次の日の日付になっていた…!
意外と落とし穴になる、この振込締切日。多くの銀行では、平日でも15時以降は翌日振込みになってしまいます。
じつは筆者もこれをスクーリング費の納入でやってしまいました。。
しかし、ダメ元で見てみるとしっかり申請が通っていました!
どうやら当日の振込でも、入金日が期限内ならOKなのではないかと推測できます。
しかしこれも私がラッキーだっただけの可能性は大いにあるので、余裕をもって納入するようにしましょう。
わからないところがあれば、ぜひムサビ通信の事務が設けている「科目登録相談期間
」中に相談にいってみましょう!!親身になって教えてくれます♪
おわり